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2020/05/10 09:19



先程、Yahooニュースでリトル・リチャードが87歳で他界されたと知りました。

今日は彼の事を思い出しながら、彼が駆け抜けた50年代の時代背景を書かせてもらいたいと思います。




高度成長期にあった50年代。

第二次世界大戦が終わり、今まで抑えつけられていたものが取り払われ一気に花開きました。

ファッション、車、ライフスタイル、音楽、そして映画。そんな時代にスーパースターと呼ばれる人達がいました。


少女のあどけなさと高貴な美しさを兼ね合わせ、どんなファッションも着こなしたオードリー・ヘップバーン。

「セックスシンボル」という言葉を世に定着させてマリリン・モンロー。

24歳という若さで愛車ポルシェで事故死したジェームス・ディーン。彼は今でも24歳のまま生き続ける事ができる永遠のスターとなりました。

このジェームス・ディーンと共に「スクリーンの反逆児」と呼ばれたマーロン・ブランド。

そして、この二人に憧れ後のアメリカ音楽シーンを変える事になるエルヴィス・プレスリー。

それまでのアメリカの音楽は、黒人はR&B。白人はカントリー、ウエスタンという垣間がありましたが、エルヴィスがこの壁を取り払ったように思います。

R&Bをロックンロールと名付け、白人にアピールしたアラン・フリード。

「ロックンロールの父」と呼ばれるチャック・ベリー。

22歳の若さで飛行機事故により他界したバディ・ホリー。

そして、現代ロックの礎を築いたリトル・リチャード。

50年代は今現在でも輝きを失わないスーパースターが数多く輩出されました。



希望に満ち溢れたアメリカのリーダー、ジョン・F・ケネディ。

彼はこれからもこの夢のような時間が永遠に続いていく明るい未来の象徴でした。

しかし、'63年にダラスで暗殺されてしまいます。

この瞬間フィフティーズが遠い昔輝いていた「過去」のものになってしまったように思います。





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