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2020/08/15 09:30
501にベルトループが付いたのは1922年のこと。
それまで労働者たちはジーンズにベルトをする習慣はなく、サスペンダーで吊る、もしくはそのまま腰で穿いていました。
そのため、22年にベルトループが付けられてもサスペンダーの使用からすぐに切り替えられなかった人が多かったらしく、37年までの15年間は両方付けられてました。
画像のベルトループは後ろ中央のものになります。1940年代から1953年までの間、センターのシーム(縫い合わせ)部分は重ねて縫い付けてられていました。
これに対し、1954年から1965年の間はオフセットセンターループと言われるシーム部分が重ならないようにずらして縫い付けてあります。
これは飛躍的に伸びたジーンズの生産数を効率良く処理するため、幾度にも重なって縫いにくいシーム部分は避けて縫いやすい部分に取り付けられたからです。
尚、1966年からは縫製技術の発達によりセンターベルトループに戻されます。
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